SSW-Pile工法

SSW-Pile工法(性能証明工法)

先端に鋼製の先端翼を取り付けた直径216.3mmのケーシングを所定深度まで回転貫入し、ケーシング内に軸部材料(コンクリートもしくはモルタル)を打設後、先端翼部品を残してケーシングを引抜くことにより補強体を築造する、先端翼を持ち合わせた柱状補強体です。軸部材料は、品質の安定したコンクリート・モルタルを打設することで、品質の安定とローコスト化を図っています。設計は SWS試験結果により可能で、施工時の残土の発生も無く、粉じんが舞うこともありません。

工法の概要

  1. 適用する地盤の種類
    基礎ぐいの先端地盤  : 砂質地盤(礫質地盤を含む)および粘土質地盤
    基礎ぐいの周囲の地盤 : 砂質地盤及び粘土質地盤
  2. 最大施工深さ
    最大施工深さは10mとする。(条件により15.0m)
  3. 適用する建築物の規模
    ○小規模建築物 : 地上3階以下、建物高さ13m以下、軒高9.0m以下、延べ面積1000㎡以下
    ○小規模工作物 : 高さ3.5m以下の擁壁、浄化槽・広告塔等
    GBRC 性能証明 第12-28号 改

    【PDFファイル】 先端翼を有する小口径柱状地盤補強 SSW-Pile

施工手順

(1)材料検収(ケーシング)

(4)軸部材打設状況 (コンクリート)

(2)材料検収(軸部材)

(5)ケーシング引抜状況

(3)杭芯セット 鉛直確認

(6)打設完了後